研究討論会の歩み 28回–26回

第28回 / 2026年3月6日(金)

場所:大阪大学 大学会館

<シンポジウム>
「専門日本語教育とは何か」

司会:石黒圭(国立国語研究所)

  1. 専門日本語教育の定義

    石黒圭(国立国語研究所)

  2. 専門日本語教育学会の理念

    村岡貴子(大阪大学)

  3. 専門日本語教育研究の歴史
    -これまでの歩み-

    野田岳人(群馬大学)

  4. 専門日本語教育学会の未来
    -これからの展開-

    生天目知美(東京海洋大学)

<口頭発表(1)>

  1. 大学院留学生の個別研究指導場面の談話実態の考察
    -1学期間にわたって3回のデータから-

    田鈺(一橋大学大学院生)

  2. 日本語教材と比較したビジネス日本語教材の特徴について
    -「クレーム」「苦情」に着目して-

    池内優香(大阪大学大学院生)

  3. 中国の大学入学試験に備える高校の日本語教員が持つ作文教育観
    -広東省の教員の事例をもとに-

    ニン・レン(大阪大学大学院生)
    村岡貴子(大阪大学)

  4. 専門課程につながる読書教育プログラムの開発
    -人文系学部留学生を対象として-

    脇田里子(同志社大学)

<ポスター発表(1)>

  1. 反転授業用のビジネス日本語教材の開発

    中川健司(横浜国立大学)
    鈴木綾乃(横浜市立大学)
    河瀬恵子(東京経済大学)

  2. 文系中国人大学院生の日本語アカデミック・ライティングにおける生成AI使用不使用の判断プロセス

    大島弥生(立命館大学)
    三井久美子(立命館大学)

  3. 縦断調査への参加継続を支える学習者の調査に対する認識
    -S-CoLeJa調査を事例に-

    須賀和香子(総合研究大学院大学大学院生)
    呉楚琦(一橋大学大学院生)
    橋本宜子(国立国語研究所)
    布施悠子(国立国語研究所)
    石黒圭(国立国語研究所)

  4. 生理学の科目学習に必要な動詞の抽出と類型化に向けた一考察
    -国家試験と教科書総論部分の出現語彙の対照から-

    河住有希子(日本工業大学)
    藤田恵(日本国際教育支援協会)
    川村よし子(元東京国際大学)

  5. 外国人日本研究者は古典日本語教材に何を求めているか
    -母語話者向け教材で学んだ学習者へのインタビューの分析-

    山口真紀(日本大学)

  6. ライティング支援に携わるチューターによる論文作成の経験則
    -様々な専門領域で研究する大学院生を対象としたインタビュー調査から-

    トンプソン美恵子(東京大学)

  7. 大学院授業におけるテキストディスカッションの有効性についての検討
    -テキストディスカッションアプリ「Logostellation」の大学院ゼミナールにおける実践例を通じて-

    浦野歩(国立国語研究所)

  8. 聞き手を意識した内容伝達活動において日本語母語話者は何に気づいたか
    -「国語応用演習(表現)」と「専門ゼミⅠ」の実践より-

    鈴木秀明(目白大学)
    木下謙朗(龍谷大学)

  9. 自動車整備士国家試験の漢字調査
    -「簡単な漢字」=「簡単な語彙」なのか?-

    日暮康晴(長崎大学)

<ポスター発表(2)>

  1. 栄養学概論教科書の漢字・語彙調査

    多田苗美(昭和女子大学)

  2. 非漢字圏学習者は漢字学習をどう捉えているか
    -PAC分析による意識構造の探求-

    髙柳真理(城西国際大学)

  3. 特定技能工業製品製造業分野2号取得要件の学科試験教材の語彙の検討
    -有効なキャリア支援のために-

    星摩美(公立小松大学)

  4. 外国人介護福祉職の支援者向け研修が促したもの
    -点から線・面への思考変容-

    木下謙朗(龍谷大学)
    丸山真貴子(目白大学)

  5. 交換留学生を対象とした国際共修科目における会話活動のあり方
    -テーマ提示型活動と場面設定型活動の実践から-

    正宗鈴香(大東文化大学)

  6. 漢語サ変動詞の辞書記述に接辞サセルで他動詞になる旨を加筆する提案
    -日本留学試験(EJU)の読解問題コーパス(林2022)の語彙を使用して-

    金谷由美子(大阪大学非常勤講師)

  7. 「高専留学生の実験レポートの書き方」教材の練習問題に対する留学生のAI使用状況とその考察

    山田朱美(津山工業高等専門学校)
    立間淳司(津山工業高等専門学校)
    加藤学(津山工業高等専門学校)

  8. 芸術専攻の大学生に必要な日本語力とは何か
    -「作品をデザインし、制作する」分野の専門教員へのインタビューから考える-

    込宮麻紀子(文化学園大学)

  9. 外国人留学生のための日本語教材としての新聞記事の可能性

    諸賀沙織(福岡女学院大学大学院生)

<口頭発表(2)>

  1. 美術系の大学院生は書く場面にどのような語彙を使用しているか
    -グラフィックデザイン専攻の修了論文作品集を対象に-

    徐心妍(一橋大学大学院生)

  2. ベトナムにおける「法学日本語教育」を支える日本語教師養成のあり方

    加藤淳(名古屋大学)

  3. 学術的引用発達モデル(ACDM)の提案
    -初学者から研究者レベルまでを対象とした体系的診断を目指して-

    中村かおり(拓殖大学)
    向井留実子(愛媛大学)
    近藤裕子(山梨学院大学)

  4. 辞書としての生成AIの可能性と限界
    -学習者の検索未達成事例にたいするChatGPT-5の回答の分析-

    吉甜(国立国語研究所)
    李琦(国立国語研究所)
    石黒圭(国立国語研究所)

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第27回 / 2025年3月8日(土)

場所:江戸川大学 駒木キャンパス

<専門日本語教育学会特別企画>
「日本語教育におけるオンラインコンテンツの活用法」

司会:岩崎拓也(筑波大学)

  1. オンライン日本語コースの構築と運営
    -日本の大学・大学院で学ぶ人のための渡日前日本語準備講座での実践-

    大津友美(東京外国語大学)

  2. オンラインコンテンツは誰が作るのか?
    -研究の種を考える-

    伊藤秀明(筑波大学)

  3. 「日本語研究・日本語教育文献データベース」にみる日本語教育学論文

    今村志紀(国立国語研究所)

<口頭発表(1)>

  1. 基礎文法と専門語彙を同時に学ぶ試み
    -介護現場での必要性から-

    神山英子(都留文科大学)

  2. 高度外国人材の雇用において必要とされる日本語能力と異文化理解
    -中小企業の外国人社員を対象として-

    大久保雅子(早稲田大学)

<ポスター発表(1)>

 A1. 中級留学生はプレゼンテーションの発表資料に対してどのような質問を行うか
    -TEachOtherSによるアノテーションからみて-
          徐煉(国立国語研究所)

 A2. 大学初年次生の論証型レポートにおける文献活用
          嶼田大海(青山学院大学)
    ※発表者の事情により当日発表はキャンセル

 A3. 留学生と日本人学生の指導に『高専留学生の実験レポートの書き方』テキストを用いた実践に関する報告
          梅木俊輔(仙台高等専門学校)
          山田朱美(津山工業高等専門学校)

 A4. 論文読解における中級学習者の主語のとらえ方の変化
          桑原陽子(福井大学)

 B1. 英語で研究する工学系留学生はなぜ日本語を必要とするか
    -留学生と教員のニーズ調査を踏まえて-
          古市由美子(東京大学)
          牛山和子(同)
          猪狩美保(同)
          劉羅麟(同)

 B2. 責任を伴う発信活動が伝達技能向上にもたらす効果
          高木佳奈(九州工業大学)

 B3. 第一言語の違いによる文章の見方・記憶に関する研究
          小林紗寧(第一工科大学学生)
          高島一郎(第一工科大学)
          ローズ平田昌子(同)

 B4. 台湾人日本語学習者の作文に見られる段落構成の特徴
          喬曉筠(政治大学)

 B5. 中国人日本語学習者の依頼のE メールにおける課題
    -読み手評価と推敲支援の視点から-
          須賀和香子(総合研究大学院大学大学院生)

 C1. 介護福祉士国家試験合格を目指すベトナム語母語話者向けの漢字語彙自習教材開発の試み
    -「生活支援技術」科目に出題される二字漢字語を対象に-
          PHAN THI MY LOAN(大阪大学)
          佐々木良造(静岡大学)
          比留間洋一(同)
          道上史絵(立命館大学)

 C2. 介護の日本語教材情報提供の取り組み
          中川健司(横浜国立大学)
          角南北斗(フリーランス)
          布尾勝一郎(立命館アジア太平洋大学)
          奥村匡子(神奈川大学)

 C3. 「医療コミュニケーションのための日本語」における授業実践報告
          浅里仁(神奈川歯科大学)
          樋口壮美(同)
          寺薗佑介(同)

<ポスター発表(2)>

 A5. 学術論文読解の導入支援のための「構成要素色塗りメソッド」を用いたワークショップの実践と課題
          大島弥生(立命館大学)
          生天目知美(東京海洋大学)
          今村圭介(同)
          小畑美奈恵(創価大学)
          安高紀子(明治大学)

 A6. 修士課程大学院生による学会誌論文要旨作成の課題
    -執筆過程に着目して-
          朱雅蘭(一橋大学大学院生)

 A7. 大学院オンライン・ゼミナールにおける留学生のコメントの特徴と変容
          烏日哲(国立国語研究所)
    ※発表者の事情により当日発表はキャンセル

 A8. 工学部学生の卒業時における自身の日本語力評価と初年次日本語教育との関連性
          中川祐香(大阪産業大学)
          杉山明(同)

 A9. 社会学資料分析型論文における研究主題と引用形態の選択に関する一考察
          向井留実子(愛媛大学)
          中村かおり(拓殖大学)
          近藤裕子(山梨学院大学)

 B6. 日本図書コードを用いた日本留学試験読解問題文出典の分析
          林希和子(大阪大学)
          佐々木良造(静岡大学)

 B7. 大学における発達障害のある留学生に対する「合理的配慮」をめぐる課題
    -日本語教員・心理職教員へのインタビューを通して-
          安田眞由美(長崎外国語大学)

 B8. 共生社会における専門的能力としての日本語母語話者の日本語コミュニケーション能力の育成
          千葉月香(愛知県立大学)

 B9. 日本語教師のアスリート留学生に対する教育観
    -教師の語りから見えた視点の転換-
          正宗鈴香(大東文化大学)
          日野純子(帝京大学)
          東会娟(同)
          中山由佳(山梨学院大学)

 B10.専門用語の説明における定義記述語彙の可能性について
          森口稔(長浜バイオ大学)

 C4. 生理学語彙リストの見出し語設定方針の検討
    -長単位からの再分割と形態素解析結果との比較から-
          河住有希子(日本工業大学)
          藤田恵(日本国際教育支援協会)

 C5. 外国人家事支援人材に対する渡日前研修の実態調査
          今西利之(京都産業大学)
          渡辺史央(同)

 C6. 非日本語母語話者の介護職対象の日本語教材開発に向けた、介護の日本語教材の変遷の調査
          田辺淳子(愛知学院大学)

<口頭発表(2)>

  1. 日本留学試験読解問題文の内容分類および文字数と文章難易度の分析

    佐々木良造(静岡大学)
    林希和子(大阪大学)

  2. 見出しの読み取りが学部留学生の要約文作成に与える影響
    -新聞社説の論説文を原文として-

    湯浅千映子(大阪観光大学)

  3. 日本語学習者用の辞書に求められる情報とは
    -情報の提示順序に着目して-

    吉甜(国立国語研究所)
    佐野彩子(同)
    石黒圭(同)

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第26回 / 2024年3月2日(土)

場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス

<口頭発表(1)>

  1. ビジネス接触場面からみた日本語教育に関するケーススタディ
    -日本企業で働く日本人・中国人社員へのインタビュー調査から-

    大久保雅子(早稲田大学)

  2. 日本留学試験読解問題における出現漢字の分析
    -非漢字圏進学希望者への支援を目的として- 

    林希和子(大阪大学)

  3. 大学初年次のアカデミック・ライティングの要約文指導における「抜き書き」の問題

    湯浅千映子(大阪観光大学)

<ポスター発表>

  1. 日本語学習者の動機づけ向上を目的とした読解シリアスゲームの開発と実践

    岩本穣志(立命館大学)
    シン・ジュヒョン(同)
    稲葉光行(同)

  2. 大学院基礎共通科目における留学生への研究活動支援
    -「学術研究の技法Ⅰ」での取り組み-

    鈴木秀明(目白大学)

  3. 「高専留学生の実験レポートの書き方」テキストを用いたレポート執筆指導とその効果

    山田朱美(津山工業高等専門学校)
    加藤学(同)

  4. ビジネス場面における日本語漢字語彙の受容現象の考察
    -在中自動車部品メーカーを例に-

    黄寛宇(華南師範大学大学院生)
    劉偉(華南師範大学)

  5. 中国人日本語学習者の依頼メールにおける配慮の表し方
    -モデル文からの気づきに着目して-

    須賀和香子(国立国語研究所)

  6. 日本語ビジネスEメールの読み手が感じる配慮
    -日本で勤務する日本語母語話者と非母語話者のビジネスパーソンへの調査から-

    横川未奈(大阪大学大学院言語文化研究科大学院生)

  7. 自動車整備士養成教科書の基礎的語彙調査
    -語数・語種・重要語・コロケーションの観点から-

    日暮康晴(筑波大学大学院生)

  8. 中国中等教育におけるコロケーションによる語彙教育
    -中国語の知識を直接利用できる「名詞+を+和語動詞」に着目して-

    崔皓(立命館大学大学院言語教育情報研究科大学院生)

  9. ベトナム語母語話者における漢越語の意味把握に関する基礎調査
    -日本語教育・学習への応用を目指して-

    道上史絵(立命館大学)
    天野裕子(沖縄大学)
    Tran Quoc Hiep(大阪大学大学院人文学研究科大学院生)
    比留間洋一(静岡大学)

  10. 大学入学直後の「経済の基礎的専門語」の習得状況
    -ベトナム人留学生と韓国人留学生を中心に-

    重田美咲(広島市立大学)
    中原郷子(長崎外国語大学)
    竹中知華子(西日本工業大学)

  11. 理工系大学院における英語プログラムの留学生の日本語学習の位置づけとその意義
    -キャリア形成を視野に-

    卓妍秀(大阪大学)
    村岡貴子(大阪大学)
    福良直子(大阪大学)
    和嶋雄一郎(名古屋大学)

  12. 大学院オンライン・ゼミナールにおける留学生の質疑者としての参与と適応

    烏日哲(国立国語研究所)

  13. 日本の大学における短期留学生のための会話教材(中級前半)の開発に向けて
    -既存の会話教材の分析に基づく提案-

    今田恵美(立命館大学)
    大久保加奈子(同)
    川瀬愛(同)
    林和子(同)

  14. 縦断学習者コーパスからみた日本語学習者のフィラーの使用傾向
    -ストーリーテリングを中心に-

    呉楚琦(国立国語研究所)

  15. 日本語学習者の論理的な思考をいかに促進させるか
    -成果発表のポスターに見る学術日本語授業の問題点と改善策-

    李羽喆(マカオ大学日本研究センター)
    石黒圭(国立国語研究所)

  16. パラグラフ・ライティングについての学習課題分析

    永井敦(神戸大学)

  17. 医療専攻留学生の抱える学習上の困難点
    -日本語教育実践及び留学生支援検討の基礎として-

    山口真葵(明海大学)

  18. 介護用語学習支援のための視聴覚素材ライブラリの開発

    布尾勝一郎(立命館アジア太平洋大学)
    角南北斗(フリーランス)
    奥村匡子(神奈川大学)
    齊藤真美(日越大学)
    中川健司(横浜国立大学)

  19. スポーツ留学生と日本語
    -学生の語りから見えた日本語力獲得の過程とその検証-

    日野純子(帝京大学)
    東会娟(同)

  20. ピアノのレッスンにおける教授内容と言語表現
    -音のメタファーに注目して-

    小笠恵美子(昭和音楽大学)

<口頭発表(2)>

  1. 日本語学習者はどのような語を検索しているのか
    -語彙検索行動データの語種に着目して-

    佐野彩子(国立国語研究所)
    吉甜(同)
    石黒圭(同)

  2. 人文系論文における係助詞「は」の直後に読点が打たれる要因について 

    岩崎拓也(筑波大学)
    井伊菜穂子(国立国語研究所)

  3. 小説の読みに見られる登場人物の内面の推測の特徴
    -中国語話者と日本語母語話者との比較-

    伊藤拓人(一橋大学言語社会研究科大学院生)

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